食生活から改善しよう
加齢臭は年齢に伴って出てくる症状ですが、毎日のちょっとした注意で予防することは可能なのです。
年齢のせいだと諦めてしまう前に、症状を改善するため今日から始めてみませんか?
加齢臭は食事を見直すことで、大きく予防と防止することができます。
加齢臭の原因はノネナールという成分です。
この成分に対抗できる成分は、抗酸化作用のあるものです。
ビタミンCやEが代表的で、最も強い抗酸化作用があるので活性酸素を抑制する働きが期待できます。
その他にも、ポリフェノールやベータカロチン、カテキン、イソフラボン、セサミノールも抗酸化作用のある成分です。
加齢臭は、食の欧米化に伴って肉をよく食べるようになってから深刻化しました。
動物性の油には過酸化脂質が多く含まれます。
一方、今まで日本人が口にしてきた和食には、味噌や豆腐といったイソフラボンを多く含む大豆製品が使われています。
また、日本独自の梅干し、わさびや生姜などの薬味にも体臭を減らす効果があるとされています。
薬味は胃液の分泌を高めて血液を浄化する働きがあるので、体臭を減らす効果があります。
和食は抗酸化作用のある食品がたくさん使用されるので、加齢臭を改善するには積極的に取り入れたいものです。
皮脂の分泌を促進させる食品には要注意です。
チョコレートやバター、チーズ、豚肉などは避けて、野菜や果物中心の食生活を心がけましょう。
生活習慣病も加齢臭も、食生活の改善で予防できます。
自分も加齢臭!?
他の人の臭いには敏感ですが、意外と気づきにくいのが自分の臭いです。
「もしかして私も匂っている?」と思ったら、加齢臭かどうかを自分でチェックしましょう。
まず、年齢です。
これは誰もが年を重ねる上で、避けては通れない問題です。
男女とも40歳前後なら確実に加齢臭が疑われます。
なぜならその年代から酸化を抑制する力が減少し、加齢臭の原因である過酸化脂質の分泌が増えるためです。
また、生活習慣もチェックの対象になります。
アルコールやたばこを好んでよく飲む人、脂っこいこってりした料理が好きな人、運動不足な人、ストレスがたまっている、生活が不規則、などに当てはまる人は要注意です。
これらに該当する人は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を招きやすくなるので、改善していく必要があります。
また、枕の臭いが気になる、小鼻に皮脂がたまる、耳の後ろがべとついて臭う、なども実感としてあれば間違いなく加齢臭が出ていると思われます。
自分の体臭というのはなかなか気づかないものです。
しかし、体臭は思わぬ病気のサインである可能性もあります。
例として、糖尿病を患っている人は甘い体臭がする、というのは有名な話です。
肝臓や腎臓が機能低下すると、汗がアンモニア臭くなるといいます。
パーキンソン病や脂肪肝といった病でも体臭がきつく感じられるそうです。
加齢臭や体臭は悩みの種になりがちです。
しかし、身体が発するSOSを見逃さないように注意しましょう。
ミョウバンがおすすめ
加齢臭によく効く消臭グッズは市販されているものもたくさんありますが、身近に手に入る材料を使って自宅で簡単に作ってみるのはいかがでしょうか。
ミョウバンは漬物やベーキングパウダーに使用されている食品添加物です。
このミョウバンには、殺菌作用や汗を抑える作用、肌に保護膜をつくって引き締める作用があります。
汗を抑えると皮膚の表面がよけいに湿ることはないので、雑菌の繁殖を防ぐことができるので体臭に効果的です。
作り方は簡単です。
食料品を扱うスーパーなどで販売されている粉末ミョウバンを使います。
100g以下のものでしたら100円前後で購入することができます。
これを2Lの水に50g溶かすだけで出来上がりです。
ミョウバン水は市販のスプレー容器などに入れて、脇や胸、背中や足の裏など、臭いが気になる部分に直接かけてください。
また、ミョウバン水コップ一杯分を湯船に混ぜて入浴すると全身の消臭にもなります。
さらに、緑茶にミョウバンを溶かしたものを冷蔵庫で冷やし、そこにタオルを浸して全身を拭きます。
夏は冷たくて最高に気持ちが良いうえに、緑茶に含まれるカテキン効果で消臭効果がアップします。
レモンの搾り汁を加えるのもお勧めです。
さわやかな香りが楽しめて殺菌効果もアップします。
自宅で簡単に加齢臭のお手入れができるのは魅力的です。
すべて食品に使われているものなので安心ですが、肌に合わない場合はすぐに使用を中止しましょう。
女性にも加齢臭ってあるの?
加齢臭は中高年の男性に起こる症状だと思っている人は、たくさんいるでしょう。
特に、女性は自分には関係ないと安心していませんか?
実は女性にも加齢臭は発生するのです。
女性の加齢臭は、50~60歳くらいの閉経後に発生することが一般的です。
加齢臭の原因は、ノネナールという体臭成分です。
青臭さと脂臭さをもつ脂肪酸のこの成分は、加齢とともに分泌が増加します。
さらに皮脂中に過酸化脂質の量が増加することで、加齢臭が起こりやすくなるのです。
閉経前は酸化に強い女性ホルモンによって身体は守られています。
しかし、閉経後は女性ホルモンの分泌が減少するので、加齢臭が発生する条件は男性とまったく同じになるのです。
若々しく、女性ホルモンを持ち続けている人はいくつになっても加齢臭とは無縁でしょう。
そうありたいものです。
女性は男性よりも、10年ほど加齢臭の発生が遅れているとされています。
年を重ねることはだれにも止めることはできません。
しかし、加齢臭を防止することはできます。
添加物の多い加工食品、スナック菓子など加工してから時間のたった揚げ物などは、活性酸素の発生を促す注意したい食品です。
緑黄色野菜やベータカロチン、ビタミンCなど抗酸化物質を積極的に取り入れましょう。
過食や偏食、多量のアルコールやたばこは健康を守る上でもよくありません。
ストレスも最大の原因になります。
また、身体を清潔に保つことも加齢臭を防ぐには効果的でしょう。
何歳から加齢臭?
加齢臭は俗に「オヤジ臭」ともいわれ、この症状が出たらもう中高年の仲間入りのように思われていました。
特に男性の症状と考えられていましたが、加齢臭は女性にも起こりえます。
また、加齢臭は決して中高年のものだけではないのです。
加齢臭の根源は、脂肪酸と過酸化脂質が結びついてできるノネナールという物質です。
現代社会に住む私達は、何らかのストレスにさらされて毎日を過ごしています。
この過酸化脂質が増加するのは、活性酸素が体内で大量に発生したときです。
その原因のひとつに、ストレスが考えられています。
ストレスを感じれば感じるほど活性酸素は増え、加齢臭の原因である過酸化脂質も増加するのです。
そのため、20代の若い世代でも加齢臭が発生することがあります。
また、飲酒やたばこなどによる生活習慣でも加齢臭は発生しやすくなるのです。
しかし、やはり加齢による原因は大きいようです。
加齢臭は大手化粧品メーカーの資生堂によって、科学的に証明されました。
20~70歳の男女のポロシャツに付着した成分を調べたところ、40歳以降の年代から特有の体臭成分ノネナールが検出されました。
これは若い世代にはあまり検出されない物質だったため、加齢臭の原因として特定されたのです。
男女とも40歳以上になると酸化に対する抑制力が低下するため、脂肪酸と過酸化脂質の分泌が増加する傾向にあります。
生活習慣を改めストレスをためずに加齢臭を予防していきたいものです。
加齢臭を香水で消す
香水は様々な香りがあります。
妖艶な香り、甘いお菓子のような香り、さわやかなせっけんのような香りなど、人の好みもまた様々です。
加齢臭が気になるので香水を使っている、という人は実はたくさんいるのではないでしょうか。
香水は一つの香りを持続することはありません。
香りは混ざり合い、また別の香りに変化します。
香水には消臭効果はなく、加齢臭をごまかすにしてもその効果は一時的なものです。
香水をつける場所によって逆にひどい臭いに変わってしまう場合もあるのです。
汗をよくかく脇や背中などは、香水の香りと体臭、加齢臭が重なっていい香りどころか悪臭になってしまいます。
また、加齢臭を気にして香水を使いすぎてしまうのも問題です。
周囲の人に「香水の臭いがきつい」と感じさせてしまっては、せっかくのいい「香り」も「臭い」に変わってしまいます。
加齢臭対策で香水をつける場合、消臭スプレーなどで体臭を一度消してから薄く香りを身体に乗せるほうがより効果的です。
すれ違った時に、ほんのかすかにふわっと香るぐらいがベストでしょう。
香水の付け方は、空中に一度香水をスプレーして、その下をゆっくり歩きます。
そうすることで、身体全体にまんべんなく薄く香水の香りを乗せることができます。
加齢臭は外側の一時的なケアよりも、根本である内側のケアが最も大切です。
毎日の生活習慣や食事を見直し、改善していくことで身体の内側からきれいにしていきましょう。
加齢臭を消臭する
「加齢臭が気になるけど、どうやって消臭すればいいのか分からない」という人のために、巷では加齢臭対策として様々な消臭グッズが販売されています。
加齢臭は簡単には消臭できないやっかいなものです。
臭いの元を根本から取り除くように、外側のケアをしていきましょう。
一時期流行したガムは、噛むだけで消臭効果があると大変話題になりました。
噛んで1~2時間後に身体からほのかにいい香りがするというものです。
この「体の中から香る香水」のガムは、科学的にも立証されているので試す価値はありそうです。
身体を洗う石鹸も注目されています。
加齢臭のもとになる毛穴に詰まった過酸化脂質は、普通の石鹸では洗い落とすことができません。
しかし、加齢臭対策の石鹸は多種多様でいろいろな成分が配合されており、落としきれなかった臭いまで洗い流すことができるそうです。
毎日清潔を保つことで、臭いの元を少しでも断ち切ることは効果的な予防法です。
香水を加齢臭対策に用いる人もいるでしょうが、なかなか難しいものです。
体臭と香りがうまく合わさって「いい香り」になるとベストマッチングなのですが、そうでないと体臭よりもきつい悪臭に変わります。
香水は香りで一時的に誤魔化すだけで、加齢臭の根本をなくすものではありません。
香水を使う場合は、まず体臭を消臭グッズで消してから香りをのせましょう。
自分に合った方法で加齢臭をなくし、少しでも改善していきたいものです。
加齢臭に効果のあるサプリメント
健康のために食生活では補いきれない栄養素を、サプリメントで補給するという人は少なくありません。
最近では、加齢臭や体臭に効果のあるものが市販されています。
サプリメントは治療薬などではなく健康補助食品なので、直接的に効果があるわけではありません。
しかし、加齢臭の原因となるノネナールの分泌を抑制したり、発生したノネナールの酸化を抑えたりと、内側からのケアとして予防するのに大いに役立ちます。
また、他の栄養素も手軽に補えるということで人気の加齢臭対策の一つです。
サプリメントを飲むだけで、身体の中から自然なバラの香りがするという「飲む香水」のようなものも販売されています。
ビタミンA、ビタミンEなどの栄養素もサプリメントには配合されているので、シミ・シワ予防の美容効果や血行促進で肩こり、冷え症が緩和される効果もあるとされています。
特に女性に人気があり、有名タレントも愛用しているそうです。
消臭効果があると有名なのが、シャンピニオンエキスです。
マッシュルームからとれる成分で、体臭や口臭を緩和してくれるサプリメントです。
そのシャンピニオンエキスに負けないくらいの消臭効果がある、とされているのはカテキンです。
緑茶などに含まれるカテキンには、アンモニアや硫化水素、メチルメカプタンなどの悪臭混合物を無臭化する働きがあるそうです。
自分に合ったサプリメントを上手に活用し、加齢臭の予防と防止に役立てたいものです。
加齢臭に効果のある石鹸
加齢臭対策のグッズはたくさん市販されています。
中でも、お風呂で直接身体を洗う際に対策できる手軽さから、防臭石鹸は人気のようです。
さまざまな成分を含んだ商品が開発されています。
お茶の成分カテキンには、抗菌・殺菌効果があります。
この成分に着目し、カテキンの作用で加齢臭を抑える石鹸があります。
体臭や汗臭などの原因となっている常在菌の繁殖を抑制するため、臭いを抑えることができるのです。
また、自然成分の渋柿エキスも注目されています。
未熟な青柿をつぶし、圧搾した果汁を発酵させたものが渋柿エキスです。
昔から防虫・防腐作用があるとして、人々の生活に馴染んできました。
渋柿には渋柿ポリフェノールというタンニン、カテキン、フラボノイド、アントシアニンなどを含む高分子の結合体のことをいいます。
これには強い防臭効果があり、さまざまな悪臭の元と結合して無臭の物質に変えることができます。
この渋柿エキスを配合した石鹸は、マスコミなどでも一時話題になったほどです。
加齢臭や体臭の原因は、酸化した皮脂にあります。
この毛穴に詰まった過酸化皮脂を乳化剤で溶かし、洗い落とす石鹸があります。
普通の石鹸では脂と水は分離されるため、毛穴に詰まった皮脂までは落とすことができません。
皮脂を分解できる乳化剤を配合しているので、加齢臭以外にもお肌のトラブルに悩む人にも支持されているようです。
一度、加齢臭対策に試してみてはいかがでしょうか。
加齢臭の予防法
加齢臭は年齢とともに起こる生理的な現象です。
だからといってそのまま諦めてしまっていませんか?
加齢臭は予防することよって軽減できるのです。
加齢臭の予防は、まず生活習慣の見直しから始めましょう。
過度のアルコール摂取や喫煙、ストレスは加齢臭の大きな原因の一つです。
これらの要素は、体内の活性酸素の発生を増加させます。
活性酸素とは、酸素が体内に入りエネルギーを生み出す過程で作られるものです。
活性酸素は身体の中の不飽和脂肪酸と結びつき、過酸化脂質を作ります。
これが老化や動脈硬化などに深く関係しているということが分かってきました。
しかし、殺菌・薬物の解毒やホルモンの合成といった働きもあるので、全く必要でないわけではありません。
活性酸素は過度の運動や栄養によって引き起こされるので、何事もほどほどが肝心です。
多すぎる活性酸素は加齢臭だけでなく、生活習慣病を招く原因にもなりかねないのです。
また、食生活の改善で加齢臭を予防することができます。
最近は食の欧米化で、肉を食べることが多くなりました。
和食中心の食事に変えることで、大豆や豆類、ひじきや切干大根など食物繊維の豊富な食材を摂取できます。
食物繊維によって毎日規則正しいお通じがあれば、体内をきれいに保つことができるのです。
加齢臭と同様に口臭や便臭を抑えることも期待できます。
生活を少し見直すだけでも加齢臭は予防できます。
諦めないでチャレンジしてみましょう。
